【奥武蔵縦走】伊豆ヶ岳→武川岳→大持小持→武甲山
こんにちはゲンカルです。
先日、8月30日(木)に、奥武蔵の山々を縦走しました。
この前、奥多摩を縦走↓して、次はどこ行こうかなと考えていました。
すると、埼玉に住む後輩が、ダイエットしたいとかうんぬん言うので、早速山に誘いました。
ということで、お互いの都合を合わせ、個人的に行きたいなと思っていて、埼玉からアクセスしやすい奥武蔵に行きました。
前日の夜に埼玉の後輩の家にお邪魔させてもらい、
伊豆ヶ岳、武川岳、大持山小持山を通り、武甲山に登頂!
20キロくらいの道のりですね…。
あまり山に行かない後輩にとっては大変な山歩きであったかもしれません(*^^*)
天気は晴れ☆
ただ、周りの山々には雲か霧のようなものがかかっており、あまりはっきり遠くまでは見れませんでした。
でも、非常に涼しく歩きやすい気候でした。それでも汗はたくさん出ましたが(^_^;
初めての奥武蔵でしたが、自然を満喫し、充実した奥武蔵縦走でした。
後輩もひぃひぃ言いながらがんばりました(*^^*)
↓
埼玉の後輩の家の最寄り駅を6:00くらいに出発。
目的の駅、正丸駅に8時前に着きました。
8:00から登山開始!駅のすぐそばから登山口へ道が続いています。
しばらく一般道を歩くと、看板があり、ここから山道が始まります。
途中、いくつかの小さな開けた場所があり、それぞれ山の名前があるみたいです。
程よい感じに汗をかいてきた頃、
伊豆ヶ岳山頂へ続く男坂・女坂ルートの分岐に差し掛かりました。
しかし、男坂・女坂共に迂回するようにと案内があり、新しい女坂ルートから山頂へ向かいました。
そして、9:10、伊豆ヶ岳に着きました。
伊豆ヶ岳は標高851メートル。奥武蔵の中でも特に人気の山のようです。
昔は景色が良かったそうですが、今は木が伸びていて景色はあまり良く見れませんでした。
後輩もまだまだ行ける感じでしたので、次の山、武川岳を目指します。
しかし、武川岳に向かう途中でトラブルが…。(@_@;)
伊豆ヶ岳付近の登山道には、武川岳への案内の看板が無く、歩いてきた道を戻ってひたすら看板探し…。
地図を頼りにだいぶ下ってきたら、良い感じの川がありました。
水も冷たくて気持ち良い(*^^*)
しかし、この後も武川岳への登山道を探し続け、30分〜1時間程、案内を見つけるために登ったり降りたりを繰り返しました(^_^;)
一般道に出て、地図とそこにあった古びた看板を照らし合わせ、やっとの思いで、武川岳の登山道を見つけました。ここからはひたすらの登り…。
いろんな疲労感がありましたが、ふうふう息を吐き、がんばりました☆
やっとの思いで武川岳山頂に到着!
なんと着いた時間は11:40…。
迷ったせいで予定よりも大幅に遅れてしまいました。
まぁそういう時もあります(^_^;)
武川岳は標高1052メートル。1000メートルを超えました。
武川岳の武は武甲山から、川は生川から取られているそうです。別名はホウキ平です。
ここも、山頂は木が多く、展望は良くありませんでした…。
正丸駅で同じ時間に出発した、単独登山のお兄さんも休憩していました。同じ目的地の武甲山に行くようです。少しホッとします。
そして、ベテランのご夫婦も休憩をしていて、武甲山を目指していると話すと、いろいろなアドバイスをくれ、励ましてくださいました。
山での人との出会いや交わりは嬉しいですね(*^^*)
少し休憩して、次の大持山を目指します。
武川岳登頂で少し元気になり、気持ちよく大持山へ向かって行きましたが、
この、武川岳から大持山までの道のりが今回の奥武蔵縦走で一番大変なルートでした…(個人的に)
ものすごい急な坂がいくつもあり、超えても超えても看板も無く、あとどれくらいなのか、いつ着くのか、精神的にも肉体的にもキツい登りでした(^_^;)
ハチに追いかけ回されたり、遠くでイノシシが走ってたり…。自然界の恵みも存分に味わいました(*^^*)
更には、一生懸命頑張っていた後輩の足にマメができ、潰れ、見ていて痛そうでした…。
いろいろなことがありましたが、ゆっくりでも一歩一歩確実に歩けばいつかは着きます。
13:20にやっと大持山に着きました。
大持山山頂の看板には、次の山への時間の目安が書いてあり、励まされました。
お腹が空いてきた頃ですが、アンパンと行動食で済ませ、武甲山でお昼を食べるためにがんばります!
大持山・小持山は、武甲山〜武川岳を結ぶ山として歩かれることが多いようです。
大持山〜小持山の登山道は岩場が多く、自然のままの山容が残っており、個人的には飽きること無く楽しく歩くことができました。
気がつくともう小持山です。
13:55に着きました。
山頂の看板は倒れていました。
本日のメイン武甲山まであと70分!
15時には着きたいな〜と思い、最後の登りをがんばります。
小持山山頂を出てすぐ、武甲山が目の前に見えます。
表から見ることが多いと思いますが、裏から見る武甲山は珍しい(*^^*)
カッコいい山ですが、今からこれを登るのかと、気を引き締めます。
小持山を出て、しばらく下り、シラジクボへ。
そして、最後の登りだと気合を入れて、がむしゃらにひたすら登ります。
気がついたら、分かれ道と看板が…。
山頂があと少しだと分かり、テンションが上ります。
後輩も元気になりダッシュですε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
山の上なのに大きな神社です。誰もいなかったのですが、大小のお酒が備えられていました。
そして、神社から少し登ると…。
やっと着きました。本日のメイン。武甲山山頂です!
時間は15時前。良い時間です。
武甲山は1304メートル。縦走最後の山にして、一番高い山です。
200名山の一つに数えられる素晴らしい山です。
ちなみに、武甲山は北側の斜面が石灰岩質で、石灰岩の採掘が盛んに行われています。石灰岩採掘により山容の変化が激しく、秩父市側から見ると、山の上半分は白い岩肌が見えます。
昔はもっと標高が高く、測量当初は1336メートルだったそうですが、採掘が進むにつれ、三角点が移動し、山頂の標高も1295メートルに変わり、2002年の調査により、改めて、標高1304メートルとなったそうです。
ここで、遅めのお昼ご飯です。
お湯を沸かして、カップ麺のうどんとおにぎりを食べました☆
自分の箸を忘れてしまい、そこらへんの枝を折って箸の代用にしました(^_^;)
木の風味がダイレクトにしますが、山で食べるカップ麺は美味しい\(^o^)/
最高です。
空腹と疲労感、達成感と景色が最高のスパイスですね。
山頂でゆったり30分くらい過ごしました。
奥武蔵を満喫したので、早く温泉に入りたいと、ふもとの駅まで向かいます。
景色も良いです(*^^*)
遠くは少し雲で見えませんが、秩父の街を見渡すことができます。
武甲山にさよならして、ひたすら下りますが、
下りはキツいです…。
足に膝に体重がダイレクトに乗ります…。
後輩も久しぶりの山歩きで20キロ近く歩き、マメもできつらそうですが、降りないと帰れないのでがんばります(*^^*)
なんとか登山道を降りきりました。
ここからは砂利道、アスファルトの道を駅までひたすら下ります。
そしてやっと…。
17:30に浦山口駅に着きました。縦走の旅のゴール地点です。
なんと3分後に電車が来るということでラッキーです(^_^;)
2駅隣りの御花畑駅まで行き、西武鉄道駅前の温泉、祭の湯へ向かいます。
秩父鉄道で御花畑駅に向かう途中、先程まで山頂にいた武甲山が見えました。
カッコいいですね(*^^*)
登った分、余計にかっこよく見えます。
疲れと汗を取るために、祭の湯に到着です。
祭の湯の前からも武甲山が見えます。
祭の湯の入館料は980円。タオルレンタル込で1200円。
平日でも遅くまで空いています。
最近できたみたいで、非常に綺麗です。
温泉も広く、のんびり入りました。
鹿児島出身の私としては、もう少し熱い風呂があっても良かったかなぁ〜と思ったり…。
でも、水風呂はキンキンに冷えてて最高でした。
風呂上がりには、くつろぎ処でテレビを見ながらのんびり。
気がついたら19時を超えていました。
そろそろ帰るかという頃に、せっかく秩父に来たのだから、
こないだ某テレビ番組でやっていた埼玉名物のみそポテトを食べんでどーする〜
ということで、みそポテトをいただきます。
うん。美味しい(*^^*) みそとポテトの味がします(*^^*)
この後、隣のフードコートでもみそポテト食べました☆
そして帰路につきます。
後輩とは駅で別れ、私が家に着いたのは、夜10時過ぎになりました…。
〜感想〜
いろんなことがあった山歩きでした。
普段は一人で山に行くことが多いのですが、後輩といろんな話をしながら歩いたので、楽しかったです。
奥武蔵の人気の山を巡ることができてよかったです☆
天気は良かったのですが、山頂は木が多く、遠くまでの景色を見ることができなかったので、少し残念でした。
その分、武甲山での山頂からの景色を堪能することができましたね。
登山道はアップダウンが激しく、比較的長い登りが続いたりしましたが、尾根歩きも多く、岩場が多い道もあったので、達成感もあり、飽きること無く楽しめました。
残念なのは、道に迷ったことですかね。
私の地図の読解力不足か、看板を見つけれきれなかったのか…。
まぁ。次は迷わないように気をつけます。
約9,10時間くらい山にいたんですかね…。
自然の大きさと素晴らしさを味わうことができてよかったです☆
後輩も、がんばりました(*^^*)
さて、次はどこの山に行こうか、また計画を立てます。楽しみです♪